【主 題】
『カーボンニュートラル社会に向けた耐高温環境材料の最新動向』

【内 容】
カーボンニュートラル社会に向けて,各分野が舵を切っている.発電分野はCO2削減と同時に,経済性と電力供給安定性を考慮すべく,様々な技術革新が検討されている.具体的には,化石燃料の使用をミニマム化する高効率化,水素・アンモニアといった燃料との混焼発電,および化石燃料に依らないCO2フリー発電である.また,水素を製造する電解技術も大きく進化している.本例会ではこれら技術の最新動向,ならびに設備における高温酸化・高温腐食の状況をご講演いただき,設備に最適な材料の選定とさらなる長寿命化のための材料開発の一助としたい.

詳細はこちら

原子力規制行政の充実・強化を図るため、規制基準への適合性審査、原子力施設の検査等を行う職員を募集します。
https://www.nra.go.jp/nra/employ/jitsumukeiken_00003.html

詳細は上記HPよりご確認ください。

詳細はこちら

【主 題】
『鉄筋コンクリート構造物における腐食損傷の現状と対策』

【内 容】
鉄筋コンクリートは、建築物や道路、鉄道など多数の社会インフラを構成する基礎材料であるが、地球環境においては中性化や塩分などに起因した鉄筋腐食を考慮する必要がある。今後、社会や国土の強靭化を推進するためにも、これまで以上に高いレベルで鉄筋コンクリート構造物の維持管理をおこない長寿命化を図ることは必要不可欠であるとともに、防災・減災に寄与する重要なテーマである。本例会では、鉄筋コンクリート構造物の腐食損傷に関して、これまで蓄積されてきた知見と今後の課題について総合的にご講演いただく。また、腐食損傷が非常に激しい軍艦島の鉄筋コンクリート構造物の劣化をご紹介いただく。さらに、コンクリート中の鋼材の腐食挙動や劣化対策技術についても議論を加える。各講師のご講演を通じて鉄筋コンクリート構造物の劣化の現状と対策について議論することが、さらなる長寿命化を実現する研究開発に繋がることを期待する。

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シン・シンポジウム
 2019年に端を発したCOVID-19はこの世界にとってまさにBC(Before Covid)とAD(After coviD)と呼んでも良いくらいのインパクトを与えました。その影響をネガティブに捉えることは簡単ですが、個人的には江戸時代末期における黒船来襲のように、新しい世界のあり方を模索するという意味でポジティブに捉えられないかなと考えています。Zoom を始めとするオンラインでのミーティングやメタバースの発展は、まさにその一端であると言えるでしょう。ヒューマンインタフェースシンポジウムにおいても、ポストコロナでのシンポジウムのあり方を模索する必要があると思います。昨年度は対面がメインで実施されました。今年度はさらに進んだ対面とオンラインの良いところを上手く融合させたハイブリッド形式の新しい時代、まさに「シン・シンポジウム」を提案したいと考えています。
 オンラインは例えば記録と意見共有が容易であり、特に意見共有においては、発表を聞きながらリアルタイムに実施することができます。これはまさに動画配信時代のニューノーマルに他ならず、これを学会セッションに積極的に採り入れることで、他の人が発表をどう聞いているかを感じながら参加することができます。このようなオンラインの良さを対面にも採り入れることが、ハイブリッド形式のシンポジウムだと思うのです。
 開催地は青山学院大学相模原キャンパスです。青山(渋谷)ではありません。喧噪を離れ、ゆったりとした空間の中で新しい時代のハイブリッド形式のシンポジウムを是非ご体験ください。みなさまにお会いできるのを楽しみにしております。

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当会では先端エネルギー科学への一般社会や若い世代の関心を高めるためのパブリックアウトリーチ活動に取り組んでおりますが、このたび「デイジタル世代への理系教育はどうあるべきか」と「プラズマ核融合発電は間近なのか」をキーワードに、下記のとおり、令和 5 年度第 1 回シンビオ講演会の開催を企画しましたのでご案内します。遠隔オンライン参加も可能な ZOOM によるハイブリッド講演会としましたので、多数の皆様のご参加をお待ちしています。

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2023 年5 ⽉12 ⽇に東京⼤学 ⼭上会館にて、オンラインとのハイブリッド形式で表記ワークショップをSMiRT 27 ISC とJASMiRT との共催で開催いたします。原⼦⼒構造⼯学に関する最先端の研究と標準化や実⽤化を⽬指したR&D という、2 つの重要かつ困難な課題に同時に取り組まれている若⼿研究者の活動の活性化に繋げることを⽬的に、SMiRT シニアメンバーによる基調講演と、若⼿研究者による将来ビジョンについての議論との2 部で構成します。

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会議名:SMiRT27
テーマ:「Next Generation Structural Mechanics in Reactor Technology」
主 催:IASMiRT (International Association for SMiRT)
共 催:JASMiRT (Japan Association for SMiRT)、日本原子力学会
開催時期:2024年3月3日(日) ~ 3月8日(金)
開催場所:パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)

公式ホームページ:
https://www.smirt27.com/
*アブストラクト投稿に関しては「 Call for paper 」タブ内の
  「 SUBMISSION GUIDELINE 」をご参照下さい。

アブストラクト投稿期限:2023年3月31日に再延長

問い合わせ先:
事務局:smirt27 admin@convention.co.jp

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この度、3年ぶりとなります講習会「破面の見方と事故事例」を
新潟県柏崎市にて開催することとなりました。
下記の通りにご案内いたします。

主 催:日本保全学会 東北・北海道支部
共 催:東京電力HD株式会社
日 時:2023年3月23日(木)10時00分~16時00分
講 師:野口 徹 先生 (北海道大学名誉教授、野口材料技術コンサルタント、
    元室蘭工業大学理事・副学長)
会 場:柏崎刈羽原子力発電所  事務本館  101,102,103会議室
    〒954-8601 新潟県柏崎市青山町16番地46
定 員: 約25名

受講料:
 会員        25,000円/人(法人会員企業社員を含む)
 非会員      30,000円/人
 学生(学生会員) 9,000円/人
 学生(非会員) 10,000円/人

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日本原子力研究開発機構は、東京電力・福島第一原子力発電所(1F)の廃炉に携わる
地元企業やメーカー等の技術者等(設計者、技術者、研究者)、大学等に所属する研究者の方々を対象に、
「1F廃炉全般に関わる基礎知識の習得」、「1F廃炉に携わる技術者等が共通して有することが望ましい技術の習得」を目的とした
「廃炉人材育成研修」を下記日程で開催いたします。

研修では、事故当時の状況、現在の原子炉の状態、国等の廃炉戦略、東京電力の廃炉計画、海外の事故事例を確認するとともに、
燃料デブリの性状、ロボット遠隔技術、放射性物質の取扱いなどの基礎技術を学びます。

参加費用は無料です。
また、令和5年2月27日(月)~令和5年3月31日(木)にかけて、上記オンライン研修の動画配信によるオンデマンド研修も行います。
受講にあたりましては、別途、申込サイトからお申し込みが必要です。

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主  催:公益社団法人 日本材料学会

協  賛:化学工学会,火力原子力発電技術協会,軽金属学会,色材協会,資源・素材学会,
     自動車技術会,ステンレス協会,石油学会,電気化学会,土木学会,日本ガス協会,
     日本機械学会,日本金属学会,日本原子力学会,日本建築学会,日本高圧力技術協会,
     日本鋼構造協会,日本鋳造工学会,日本鉄鋼協会,日本非破壊検査協会,
     日本プラントメンテナンス協会,日本防錆技術協会,日本保全学会,日本溶射学会,
     日本溶接協会,表面技術協会,腐食防食学会,溶接学会 

日  時:令和5年3月30日 (木)  12:45~16:30

会  場:大阪府教育会館 たかつガーデン 2 階 コスモス 
     〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町7番11号
    (近鉄「大阪上本町」駅から徒歩約5分,Osaka Metro 谷町線「谷町九丁目」駅から徒歩約8分.
     http://www.takatsu.or.jp/access.html主  題:『金属表面処理技術の最新動向』

内  容:鉄鋼やアルミニウム等の金属材料は我々の身近な分野に広く利用されており、
     耐食性向上を目的に多くの場合、表面処理が施されている。
     表面処理技術としてめっき、塗装、溶射等が挙げられ、
     各種技術は近年の環境調和、長寿命化といったニーズに対応するため、
     技術的進化が図られている。 
     本例会では、各種金属表面処理技術の最新動向および
     金属と異種材料接着時の金属表面処理技術についてご講演いただき、
     構造物の長寿命化・ライフサイクルコスト最適化の一助としたい。

─プログラム─ 
Business Meeting 12:45~13:00
   
(司会 松本 剛司 大日本塗料(株))  
   
1.コールドスプレー法による表面改質技術 13:00~13:50
  小川 和洋 東北大学  
   
2.高耐食めっき鋼板の開発動向 13:50~14:40
  浦中 将明 日本製鉄(株)  
   
  休 憩 14:40~14:50
   
 (司会 中島 孝仁 パナソニック(株))  
   
3.金属素材の表面状態と接着・強度低下のメカニズム 14:50~15:40
  高橋 佑輔  (株)神戸製鋼所  
   
4.鋼構造物向け防食塗料の技術動向 15:40~16:30
  松本 剛司 大日本塗料(株)  
   
 
腐食防食部門委員会会員以外の方は, 参加費を戴きます.
  日本材料学会・協賛学会会員:   5,000円
  その他 非会員: 10,000円
 

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主  催:公益社団法人 日本材料学会

協  賛:化安全工学会,化学工学会,火力原子力発電技術協会,近畿化学協会,
     軽金属学会,資源・素材学会,人工知能学会,ステンレス協会,石油学会,
     電気化学会,土木学会,日本化学会,日本機械学会,日本金属学会,日本原子力学会,
     日本建築学会,日本高圧力技術協会,日本鋼構造協会,日本材料科学会,日本鉄鋼協会,
     日本非破壊検査協会,日本プラントメンテナンス協会,日本分析化学会,日本防錆技術協会,
     日本保全学会,日本溶接協会,表面技術協会,腐食防食学会,溶接学会

日  時:令和5年1月13日 (金)  12:45~16:30

会  場:大阪府教育会館 たかつガーデン 2 階 コスモス 
     〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町7番11号
    (近鉄「大阪上本町」駅から徒歩約5分,Osaka Metro 谷町線「谷町九丁目」駅から徒歩約8分.
     http://www.takatsu.or.jp/access.html主  題:『AI・機械学習の予防保全および腐食検査への適用』

内  容:AIやIoTなどのデジタル技術の進歩・普及にともない、
     設備やプラントの予防保全業務、検査業務へのAI・機械学習への適用が期待されている。
     一方、現場における課題の多さや複雑さ、障害データや故障データの不足などから、
     実適用事例の報告は多くないのが現状である。
      本例会では、基礎として保全業務への機械学習適用およびAI画像認識入門について、
     応用として腐食に関する現場適用例をご講演いただき、
     保全検査業務にAI・機械学習を適用していく一助としたい。

─プログラム─ 
Business Meeting 12:45~13:00
   
(司会 高橋邦幸 栗田工業(株))  
   
1.予知保全のための機械学習 13:00~13:50
  今村 誠 東海大学  
   
2.AI画像認識の基礎と適用上の注意点 13:50~14:40
  森本雅和 兵庫県立大学  
   
  休 憩 14:40~14:50
   
 (司会 大津孝夫 三菱ケミカル(株))  
   
3.AIを活用した配管腐食外面検査システムの開発と運用 14:50~15:40
  新保利弘 三菱ガス化学(株)  
   
4.肉厚モニタリングセンサーとデータ解析による
□□石油精製プラント設備の腐食解析・防食事例
15:40~16:30
  大西敬造 ENEOS(株)  
   
 
腐食防食部門委員会会員以外の方は, 参加費を戴きます.
  日本材料学会・協賛学会会員:   5,000円
  その他 非会員: 10,000円
 

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東北大学 知の創出センターでは、12月2日3日以下のシンポジウムを開催いたします。皆様におかれましてはご多忙中と存じますが、部分参加も可能ですので、奮ってご参加いただければ幸いです。

■開催概要
メタバースとXR技術を用いた時空を超えたコラボレーション環境では、オンライン参加者が対面参加者と同様のインタラクティヴな交流を体験することができます。これにより近い将来、誰もが時間や場所の制約を受けずに学習できるようになることが期待されています。そこで、本シンポジウムでは、メタバース・XR技術の教育への応用について、最新の成果や実例を講演していただきます。さらに、東北大学の教育事例をもとに、メタバースの教育活用の利点と課題を語り合い、SDGsの「4.質の高い教育をみんなに」を視野に、国際協創のための環境のあり方を探っていきます。
https://www.tfc.tohoku.ac.jp/jp/future-society-design-program/event/2003.html

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向寒の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は日本保全学会(西日本支部)の諸活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。このたび、西日本支部では、下記のとおり 中国電力(株)島根原子力発電所において保全技術セミナー及び施設見学会を開催することにいたしました。皆様のご参加を賜りたくお願いいたします。

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 本研修は、経済産業省資源エネルギー庁から委託を受け、公益財団法人原子力安全技術センターが継続実施するものです(平成30年度から継続、5年目)。
 本研修は、リスク・コミュニケーターに必要な放射線生物学、社会心理学、臨床心理学のほか、危機管理対応やSNSの活用などの実学より構成される各分野から最新の知見や技術を習得し、住民などとのリスク・コミュニケーションができる人材の育成を目的としています。
 令和4年度の開催方法は、全カリキュラムを通じてWeb形式で開催します。
 令和4年度は「基礎編」の無料開催はせず、「実践編」のみ無料開催いたします。さらに現状では、令和5年度以降は「基礎編」も「実践編」も無料開催の予定はありません。是非この機会にご参加ください。リピーターの方々も歓迎いたします。また、職場や近隣の方々にも、本研修をご紹介くださればさいわいです。

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当社は、浜岡原子力発電所のさらなる安全性向上と発電所の運営改善に向け、幅広いテーマを募集する公募研究を実施しています。
このたび、2023年度から研究を開始する公募研究の募集概要をとりまとめ、11月14日に募集の告知をいたしましたので、お知らせします。

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日本原子力研究開発機構フェロー 辻倉米蔵氏(西日本支部顧問)を講師にお招きし、標記講習会を下記の通り開催いたします。原子力発電設備の現場の方や工学系大学院生・学生を対象に、加圧水型原子炉の開発と諸設備の保全技術について、歴史を振り返りながら、種々の実例の詳細を解説いただく予定です。

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日頃より、当学会の活動にご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。
さて、東北大学工学研究科主催、同流体科学研究所と日本保全学会東北・北海道支部との共催による、標記公開講座の開催についてご案内申し上げます。
第9回となる本講座では、世界のエネルギー事情と原子力発電の動向に詳しい海外電力調査会の黒田雄二氏にご講演をいただきます。また、我が国のエネルギー政策に大きな影響を与える原子力政策を所掌している経済産業省 資源エネルギー庁 電力・ガス事業部原子力政策課の大田悠平氏にご講演いただきます。
どうぞ奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

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◆経緯について
健全性予測及び管理技術 (Prognostics and Health Management, PHM)は社会インフラや製品といったシステムとその構成要素の故障を検知,故障箇所の特定,故障原因の診断,残存寿命を予測し,健全性を維持するための適切な意思決定を行うことを目的とした学問分野です.近年,IoT等の計測・通信技術の発展により利用可能なデータが増加したこと,第3次AIブームを受けIT企業やアカデミアを中心にオープンなツールが整備され,データ駆動型機械学習を利用する敷居が下がったことで,大学,産業界,また研究機関において取り組みが増えています.2008年にIEEE Reliability Societyにおいて最初のPHMに関する学会International Conference on Prognostics and Health Management (ICPHM)が開催されました.2009年には米国でPHMに関する学会PHM Societyが発足し,年次大会の開催やジャーナル誌の出版などが行われています.2012年には欧州で最初のEuropean Conference on the PHM (PHME)が,2017年にはアジア太平洋地域で最初のAsia Pacific Conference of the PHM (PHMAP)が韓国で開催されました.以来,PHMAPは2019年に中国,2021年には韓国と隔年で開催されてきました.そして,2023年大会を日本に招致し,9月に一橋会館(東京)にて開催する運びとなりました.

◆開催実績
PHMAP17 2017年7月12~15日 韓国 済州島 (参加者388人)
PHMAP19 2019年7月22~24日 中国 北京
PHMAP21 2021年9月8~11日 韓国 済州島 ハイブリッド開催 (参加者280人)

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(一社)日本溶接協会 原子力研究委員会では、原子力工学および産業に携わる研究者・技術者を対象として、原子力プラント機器の健全性に係る基礎知識や今後の動向に関する情報を提供することを目的に講習会を開催しております。

【開催主旨】
世界は地政学リスクの増大等に伴うエネルギーの供給不安と、地球温暖化との関係が指摘される異常気象の増加という「2つの危機」に直面しています。我が国においては、東日本大震災に伴う原子力発電所の重大な事故を教訓としつつ、この「2つの危機」に対応すべく、原子力発電を重要な電源と位置づけ、既存の発電所の活用が国主導で進められつつあります。また、既存炉に比べて、安全性、経済性を高めた次世代原子炉の開発が推進されようとしています。 このような状況のもと、(一社)日本溶接協会では、強化された技術基準に対応する原子力プラント機器の健全性評価に関し、専門家が分かりやすく解説する2日間の講習会を企画しました。 1日目の講習では、原子力プラント機器の健全性確保の考え方について解説した後、機器の材料、強度設計、プラントの耐震設計について解説します。 2日目の講習でははじめに、高速炉を中心に国内外の新型炉開発の動向について紹介します。続いて、原子力設備に適用する溶接技術の現状、(一財)電力中央研究所原子力リスク研究センター(NRRC)の取り組みとリスク情報の活用について、最後に、新しい設計疲労曲線と疲労解析法について解説します。 関係各位におかれましては、是非本講習会にご参加いただき、基礎的事項の習得・その考え方の再確認や、最新知見の理解などにお役立てくださいますようご案内申し上げます。

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■主催者:東北大学・電力中央研究所

 

■事業の背景と目的 :
本事業は、原子力発電プラントの自主的安全性向上を図る上で重要な『リスク情報を活用
した意思決定』を保全活動において具体化していくこと、さらに、そのための不可欠な
ツールとなる『機器の材料劣化事象に対する確率論的な健全性評価手法』を整備していく
ための人材養成を図るものです。確率論的な健全性評価手法を整備することによって機器
の損傷確率が定量的に評価可能となることから、保全活動のリソースを合理的かつ効果的に
投入することが可能となります。さらに本事業の成果を発展させることにより、
次フェーズでは、機器の材料劣化・損傷を確率的な指標として取り込むことによる現行
PRA手法の高度化を目指すことが可能となります。
このような観点から、材料技術の高い専門性を有しながらシステム全体の信頼性を俯瞰
する素養を備えた技術者を養成することを目的としています。

 

■実施内容 :
この人材養成の取り組みは、座学研修(俯瞰的リスク評価に関する基礎知識の習得等)、
実験を含む実習型研修(環境助長割れおよびその評価に関する専門研修等)、総合演習
(確率論的健全性評価の確立に向けた演習)の3要素の組み合わせにより構成されます。
このプログラムを通して、電気事業者およびメーカー等の人材に対して、材料劣化の
高度な専門知識をリスク情報として活用することにより設備保全・運用管理の高度化を
図る能力を一層向上させる機会を提供します。
令和2年度からの5年間の積上げによる研修を計画しておりますが、昨年度参加された
方々はもちろん、今年度新たに参加される方にも無理なく受講頂けるように配慮いたします。

 

■日程:
令和4年度には、下記のスケジュールで実施します。軽水炉システムを対象とした俯瞰的
リスク評価ならびにそれを支える確率論的健全性評価の概念と意義を理解するとともに、
それら評価の基盤となる材料試験データ取得上の課題について実践を通して把握します。

[第1回] 令和4年11月9日(水)午後@オンライン
【座学研修:材料劣化の専門知識を確率論的健全性評価に活用するための基礎知識習得】
  (1) 確率論的健全性評価の概念
  (2) 確率論的破壊力学の基礎
  (3) 環境助長割れに対する確率論的健全性評価の意義と課題

[第2回] 令和4年11月10日(木)全日@東北大学青葉山キャンパス※
【実験実習:最新の材料試験技術(SCC試験技術)の実践と課題の理解 その1】
  (1)高温高圧水中SCC進展速度評価の方法論と試験開始
  (2)高温水中SCC進展試験技術の実践と実施上の課題の理解(実験実習)

[第3回] 令和5年1月19日(木)全日@東北大学青葉山キャンパス※
【実験実習:最新の材料試験技術(SCC試験技術)の実践と課題の理解 その2】
  (1)試験結果の取得および評価の実践と評価上の課題の理解(実験実習)

[第4回] 令和5年1月30日(月)午後@電力中央研究所(横須賀地区)※
【演習:配管PFMコードにおけるSCC関連の入力パラメータの影響評価】
  (1) SCC発生寿命分布が健全性評価に及ぼす影響(演習)
  (2) SCC進展速度分布が健全性評価に及ぼす影響(演習)
  (3) 供用期間中検査が健全性評価に及ぼす影響(演習)
   - 検査性能(亀裂検出確率POD)
   - 検査実施時期,検査頻度

※第2回~第4回の実施方法は、対面での実習および演習を計画しています。
ただし,新型コロナウィルスの感染拡大状況によっては開催方法を変更する可能性があります。

 

■受講料:無料

 

■定員:一律の定員は設けませんが、設備の都合から人数の制限が生じる回があり得ます。
(申し込みの採否につきましては、主催者にご一任下さいますようお願い申し上げます。)

 

■申し込み方法
下記Googleフォームよりお申し込みをお願いいたします。
※部分的な参加も歓迎いたします。
https://forms.gle/3tCvosvmQx63HBPr6

申込締め切り日:令和4年11月4日(金)

 

■問い合わせ先
東北大学 大学院工学研究科 渡邉 豊、佐々木真実
yutaka.watanabe.d3@tohoku.ac.jp
mami.sasaki.b8@tohoku.ac.jp
022-795-7912

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SMiRT 27のアブストラクト投稿の募集が開始されましたので、ご案内申し上げます。

1.会議名、テーマ
  SMiRT 27「Next Generation Structural Mechanics in Reactor Technology」

2.主催/共催
  主催:IASMiRT (International Association for SMiRT)
  共催:JASMiRT (Japan Association for SMiRT)、日本原子力学会

3.開催時期
  2024年3月3日(日)~3月8日(金)

4.開催場所
  パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)

5.公式ホームページ
  https://www.smirt27.com/
  備考:アブストラクト投稿に関しては「Call for paper」タブ内の「SUBMISSION GUIDELINE」をご参照下さい。

6.アブストラクト投稿期限
  2023年2月28日

7.問い合わせ先
  事務局:smirt27-admin@convention.co.jp

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令和4年度 第2回シンビオ講演会(聴講歓迎、参加費無料)

主  催:特定非営利活動法人 シンビオ社会研究会

共  催:京都大学エネルギー理工学研究所ゼロエミッション(Ze)研究拠点

日  時9月30日(金) 14時30分~17時35分 (開場 14時15分)

会  場:京都大学宇治キャンパス総合研究実験1号棟4F遠隔会議室(HW401)
交  通:JR奈良線黄檗駅または京阪宇治線黄檗駅下車 徒歩10分
・・・・会場までの案内図(宇治キャンパス遠隔会議室案内.pdf・・・・・
趣  旨:最近毎年異常気象による災害の頻発のみならず、長期化するコロナ感染や
・・・・ロシアのウクライナ侵略の長期化に伴う世界的なエネルギー資源問題や経済状況の流動化を鑑みると、
・・・・わが国ではもう今冬の電力需給の逼迫事態に始まり、
・・・・第6次エネルギー基本計画案そのものの実効性が問題視されている。
・・・・基調講演では京大教授・石原慶一氏による世界的な視点でのCN実現への課題を展望する。
・・・・総合討論では、石原教授による基調講演に引き続き、
・・・・わが国の今後のエネルギー政策の現実的な実現性を深く掘り下げ、理解を深めるべく、
・・・・識者による話題提供ののち、フロアを交えた総合討論を行う。


─プログラム─ 
〇総合司会  八尾 健 理事(京大名誉教授)
   
1.開会の挨拶 14:30~15:35
・・吉川シンビオ社会研究会会長(京大名誉教授)  
   
2.基調講演(質疑応答含む)
・・
司会:吉川 暹 理事(京大名誉教授)
14:35~15:35
・・演題:『2050年カーボンニュートラル実現に向けた課題』
・・講師:  石原 慶一 氏(京都大学大学院エネルギー科学研究科 教授)
 
   
  休 憩 15:35~15:45
   
3.総合討論
・・『我が国の今後のエネルギー基本計画の在り方を考える』
・・司会及びモデレータ:森下 和功 理事 (京都大学准教授)
15:45~17:30

◇話題提供・・15:45~16:15
・・演題:「我が国の第6次エネルギー基本計画の課題」(仮題)
・・講師:  堀池 寛 氏 (大阪大学名誉教授)

◇その後コメンテータとして、
・・山下 紀昭 氏(NPO法人環境エネルギー政策研究所( ISEP))および
・・上原 正勝 氏(NPO法人アトム未来の会監事(元原子力規制庁))
・・のお二方に講師の話題提供へのコメントを交渉中
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(16:15~16:35)
〇パネルディスカッション
・・(基調講演講師と話題提供者をパネリストに、フロアからの質問、
・・問題提起を交えて進行する)

〇まとめ・・17:20~17:30 約10分
・・モデレータ+吉川暹氏(各5分)

 
   
4.閉会の挨拶 17:30~17:35
・・吉川 暹 理事  
   
 
 

詳細はこちら

主  催:公益社団法人 日本材料学会

協  賛:化学工学会,火力原子力発電技術協会,軽金属学会,資源・素材学会,自動車技術会,
     ステンレス協会,石油学会,電気化学会,土木学会,日本ガス協会,日本機械学会,日本金属学会,
     日本原子力学会,日本建築学会,日本高圧力技術協会,日本鋼構造協会,日本鋳造工学会,
     日本鉄鋼協会,日本非破壊検査協会,日本プラントメンテナンス協会,日本防錆技術協会,
     日本保全学会,日本溶接協会,表面技術協会,腐食防食学会,溶接学会

日  時:令和4年11月22日 (火)  12:45~16:30

会  場:大阪府教育会館 たかつガーデン 2 階 コスモス 
     〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町7番11号
    (近鉄「大阪上本町」駅から徒歩約5分,Osaka Metro 谷町線「谷町九丁目」駅から徒歩約8分.
     http://www.takatsu.or.jp/access.html主  題:『経済性を重視した材料とその耐食性』

内  容:産業設備の設備材料の選定に関しては、使用される環境に応じた耐食材料であることに加え
     競争力を向上させるためにライフサイクルコスト(LCC)が常に意識される。
     LCCを下げるためには経済性の高い設備材料の採用が有効であるため、金属材料メーカーでは
     各種の新しい材料が開発されてきた。本例会では、まず2020年に報告された最新の腐食コストの
     調査結果を、続いて各材料メーカーの高経済性材料の開発の実例をご講演いただき、
     設備材料のLCC最適化検討の一助としたい。

─プログラム─ 
Business Meeting 12:45~13:00
   
(司会 大塚 真司 JFEスチール(株))  
   
1.腐食コスト調査結果から見る
   持続可能社会構築に向けた耐食材料の役割
13:00~13:50
  金子 道郎 日本製鉄(株)  
   
2.省合金二相ステンレス鋼の耐食性と最近の動向 13:50~14:40
  及川 雄介 日鉄ステンレス(株)  
   
  休 憩 14:40~14:50
   
 (司会 矢野 昌也 住友化学(株))  
   
3.エネルギー輸送用ラインパイプの耐食性と水素脆性 14:50~15:40
  石川 信行 JFEスチール(株)  
   
4.橋梁用低合金耐食鋼とライフサイクルコスト 15:40~16:30
  湯瀬 文雄 (株)神戸製鋼所  
   
 
腐食防食部門委員会会員以外の方は, 参加費を戴きます.
  本材料学会・協賛学会会員:   5,000円
  その他 非会員: 10,000円
 

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東北大学知の創出センターでは昨年度に引き続き、
「実践データ駆動科学オンラインセミナー 第14回」を以下の要領で開催いたしますので、
ご案内申し上げます。


テーマ:最適化問題が実現する幸せな未来社会:量子と古典コンピューターの共創


講 演:

「古典コンピューターによる最適化問題」
 鬼沢 直哉 
 (東北大学電気通信研究所 准教授)

「量子アニーリングによる最適化問題」
 大関 真之
 (東北大学大学院情報科学研究科情報基礎科学専攻 教授 
  東京工業大学 科学技術創成研究院 教授 株式会社シグマアイ代表取締役)

「最適化問題による社会変革」
 寺部 雅能 
 (住友商事株式会社 Quantum Transformationプロジェクト代表 
  東北大学大学院情報科学研究科 客員准教授)

 総合討論


申込締切:2022年9月1日(木) 15:00 (日本時間)

詳細は下記をご参照ください。
https://www.tfc.tohoku.ac.jp/online_event/2020dsw/14/

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主  題:『電気防食技術の理論と実際』~日根文男先生追悼記念例会~

内  容:当部門委員会名誉委員・日根文男先生(名古屋工業大学名誉教授)が2021年6月93歳でご逝去された。故人は日本材料学会腐食防食部門委員会の委員長として金属材料分野の技術発展に長く貢献され多大な功績をのこされた。電解技術および電気防食技術を熱心にご研究された故人のご冥福を心よりお祈りするとともにその足跡を偲びここに記念例会を開催する。5月に開催された電解技術に関する記念例会につづき、本例会では現代におけるインフラ設備の維持延命化に欠かせない技術となっている電気防食技術の理論や実用例、技術トピックスを講演いただき理解を深めたい。

― プログラム ―
(司会 南 正信 ㈱ナカボーテック)

ごあいさつ                 10:30~10:35
井上博之 大阪公立大学

日根文男先生を偲んで            10:35~11:05
田坂明政 同志社大学名誉教授
大塚俊明 北海道大学名誉教授
幸 英昭 元新日鐵住金㈱

休  憩                   11:05~11:15

(司会 田代賢吉 日本防蝕工業㈱)

1. 電気防食技術の電気化学的考察       11:15~12:00
望月紀保  ㈱ナカボーテック

休  憩                    12:00~13:00

Business Meeting             13:00~13:15

2. 土壌埋設鋼製パイプラインのあらゆる腐食リスクを低減する電気防食   13:15~14:00
梶山文夫 東京ガスネットワーク㈱
(司会 南 正信  ㈱ナカボーテック)

3. 港湾施設における電気防食の実際と展望   14:00~14:45
山路 徹 港湾空港技術研究所

休  憩                   14:45~15:00

4. 近年のトレンドを考慮した埋設パイプライン防食管理用測定器の開発   15:00~15:30
久野泰史 ㈱ナカボーテック

5. 港湾鋼構造物の維持管理手法に関する提案  15:30~16:00
後藤 大 日本防蝕工業㈱

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「安全工学シンポジウム2022」は、安全工学に関する各分野における問題点提起、優れた研究成果の講演と技術交流により、安全工学および関連分野の発展に寄与することを目的とし、特別講演をはじめオーガナイズドセッション、パネルディスカッション、一般講演等の開催が予定されております。

52回 安全工学シンポジウム
(安全工学シンポジウム2022
「気候変動を見据えた安全・安心・安定」

主 催  日本学術会議 総合工学委員会・機械工学委員会合同工学システムに関する安全・安心・リスク検討分科会

共 催  土木学会、他32学協会

会 期  2022629日(水)、630日(木)、71日(金)

会 場  オンライン開催

参加方法 事前web申し込み(参加は無料ですが、ホームページから参加申し込みが必要です。)
                     https://www.anzen.org/index.html

講演予稿集 webにて事前申し込み(一般5,000円,学生2,000円)(PDFダウンロード版となります)

特別講演 630日(木)12:30-13:30(予定)
     「気候変動への適応策・緩和策と安全工学」
      講演者:沖 大幹 氏(東京大学)

パネルディスカッション
 連携PD 気候変動への適応に向けたこれからの地域社会の構築
 PD-1 リスク学の歴史・展開・社会実装
 PD-2 新しいモビリティと気候変動・安全・社会デザイン

オーガナイズドセッション
 OS-1 化学物質を取り扱う研究現場におけるリスク
 OS-2 環境配慮型木造建築の普及に向けた国内外の火災安全研究の動向
 OS-3 プロセス安全の推進
 OS-4 災害と防災に関する心理学
 OS-5 分野を横断する安全技術
 OS-6 新たな社会状況下における社会安全に関するリスクマネジメントの課題
 OS-7 安全マネジメントの在り方の再考
 OS-8 社会安全とAI
 OS-9 デジタル社会における電力需要設備のスマートメンテナンスへの健全移行
 OS-10 ウイズコロナ禍での安全体験研修の在り方
 OS-11 気候変動と安心感
 OS-12 環境に配慮した宇宙推進システムの展望
 OS-13 ものづくり・ひとづくり・ことづくりにおける安全教育の実践例
 OS-14 信頼性と危機管理における想定外の事象への取組み
 OS-15 機械安全・労働安全・国際標準化・規格化における世界の潮流
 OS-16 カーボンニュートラル施策のリスク検討フレーム
 OS-17 高齢エアバッグの安全性と課題について
 OS-18 老朽・遺棄化学兵器廃棄リスク評価・管理の現況と展望
 OS-19 安全文化
 OS-20 土木工学における安全問題
 OS-21 建設業における労働災害防止の新しい視点

一般セッション 50題程度

問合先事務局:公益社団法人 土木学会
E-mail  anzen@gakkai-web.net
https://www.anzen.org/index.html

プログラムは下記のPDFをご参照ください。
PDF

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原子力国民会議では、来る1月24日(14:30~17:30)にカーボンニュートラルにおける「原子力活用の方策」討論会をオンラインにて開催致します。

ご来賓に、自民党政調会長の高市早苗衆議院議員をお迎えしてご挨拶頂きます。
基調講演は、日本エネルギー経済研究所の前理事長、豊田正和様より
「原子力エネルギー ~カーボン・ニュートラル達成に不可欠なエネルギー~」
と題してご講演頂きます。
そのご講演で提起される論点を受け、パネル討論を開催致します。
パネリストには、衆議院議員の稲田朋美様、鈴木淳司様、石川昭政様にご協力頂きます。
また原子力立地地域からは、高浜町長の野瀬豊様、刈羽村長の品田宏夫様にご参加頂きます。
学識者として、東京大学特任教授の有馬純様にもご参加頂き、活発な意見交換を行って頂く予定です。

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日本原子力研究開発機構は、1F廃炉に携わるメーカー等の技術者等(設計者、技術者、研究者)、大学等に所属する研究者の方々を対象に、
「1F廃炉全般に関わる基礎知識の習得」、「1F廃炉に携わる技術者等が共通して有することが望ましい技術の習得」を目的とした
「廃炉人材育成研修」を開催いたします。
研修では、事故当時の状況、現在の原子炉の状態、国等の廃炉戦略、東京電力の廃炉計画、海外の事故事例を確認するとともに、燃料デブリの性状、
ロボット遠隔技術、放射性物質の取扱いなどの基礎技術を学びます。参加費用は無料です。
また、令和4年2月7日(月)~令和4年3月31日(木)にかけて、上記オンライン研修の動画配信によるオンデマンド研修も行います。
受講にあたりましては、別途、申込サイトからお申し込みが必要です。

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開催趣旨:東日本大震災以降も、北海道胆振東部地震や台風、豪雪に起因する再エネの出力低下に伴う停電も発生し、
エネルギーインフラを自然災害から早期に復旧するレジリアンス対応や電力安定供給の必要性が増しております。
蒸気タービンの慣性力が系統を安定化させていることも認識されるようになってきました。また、わが国では、ROP
の本格運用に伴い必要となる、リスク重要度分類、リスクインフォームド意思決定(RIDM)やオンラインメンテナンス
なども基準化に向けた整備が開始されました。

さらに菅前首相の2050までに実質的なCO2排出削減ゼロの所信表明演説があり、岸田内閣も2030年度までにCO2の
排出を46%削減するなどグリーン成長政策を選挙公約に掲げ、11月2日のCOP26でも世界に向けてわが国の取り組み
方針を紹介しましたが、先進国のなかで再エネによるCO2の大幅低減に成功した国は皆無で、発展途上国や中国などが
脱石炭政策に経済成長の観点から反対しています。
これらの状況を踏まえて、本年も原子力安全合同シンポジウムを開催致します。

 

合同シンポジウム実行委員会:東京工業大学 奈良林直、東京大学工学系研究科 岡本孝司
シンポジウムに関するお問い合わせ先:e-mail: symp@rop.tokyo (奈良林と岡本に同報されます)

プログラムは下記のPDFをご参照ください。

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福島第一原子力発電所の廃炉に向けた技術開発や、廃炉作業の実施、管理、安全に関し、世界のエンジニア、研究者との幅広い情報交換の推進を目的として、国際ワークショップFDR2022を開催致します。

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本研修は、経済産業省資源エネルギー庁から委託を受け、公益財団法人原子力安全技術センターが継続実施するものです(平成30年度から継続、4年目)。
本研修は、リスク・コミュニケーターに必要な放射線生物学、社会心理学、臨床心理学のほか、危機管理対応やSNSの活用などの実学より構成される各分野から最新の知見や技術を習得し、住民などとのリスク・コミュニケーションができる人材の育成を目的としています。
令和3年度の開催方法は、全カリキュラムを通じてWeb形式で開催します。
また、令和3年度より研修種別を2つに分けます。令和2年度までの従来の研修を「基礎編」と位置づけし、令和3年度から新たに「実践編」を立ち上げます。
「基礎編」の対象者は、従来通り多方面の人材(ステークホルダー)です。
「実践編」の対象者は、令和2年度までの従来の研修を受講された方、あるいは令和3年度の「基礎編」を受講される方に限定します。
是非この機会にご参加ください。リピーターの方々も歓迎いたします。また、職場や近隣の方々にも、本研修をご紹介くださればさいわいです。

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平素より日本原子力研究開発機構の諸活動につきまして、種々ご協力賜り、厚くお礼申し上げます。
令和3年度「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業」国際協力型廃炉研
究プログラム(日露原子力共同研究)の募集を開始いたしました。
《募集期間:令和3年7月12日~令和3年8月18日》
詳しくは、以下のホームページをご覧いただき、応募につきまして、ご検討くださいますよう、よろしくお願いいたします。
 https://www.kenkyu.jp/nuclear/application/index.html  

発信者  日本原子力研究開発機構(JAEA)
      廃炉環境国際共同研究センター(CLADS)
      英知事業運営管理グループ 事務局
       CLADS-hojokin@jaea.go.jp

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平素より日本原子力研究開発機構の諸活動につきまして、種々ご協力賜り、厚くお礼申し上げます。

令和3年度「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業」国際協力型廃炉研究プログラム(日英原子力共同研究)の募集を開始いたしました。
《募集期間:令和3年4月13日~令和3年7月1日》

詳しくは、以下のホームページをご覧いただき、応募につきまして、ご検討くださいますよう、よろしくお願いいたします。
https://www.kenkyu.jp/nuclear/application/index.html

 発信者  日本原子力研究開発機構(JAEA)
      廃炉環境国際共同研究センター(CLADS)
      英知事業運営管理グループ 事務局
      CLADS-hojokin@jaea.go.jp

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平素より東北大学原子炉廃止措置基盤研究センターの教育・研究活動にご理解、ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
下記により令和3年度 東北大学 原子炉廃止措置基盤研究センター(CFReND)シンポジウム
「廃止措置基盤研究フロンティアへのチャレンジ」を開催いたします。
ご興味のある方は是非お申込みください。

詳細は下記をご参照ください。
http://cfrend.tohoku.ac.jp/news/article/15

詳細はこちら

日本原子力研究開発機構においては、公募型の研究事業 「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業」を実施しております。

https://clads.jaea.go.jp/jp/eichijigyo/

本事業の目的は、国内外の英知を結集し、 国内の原子力分野のみならず様々な分野の知見や経験を、機関や分野の壁を越え、 国際共同研究も含めて緊密に融合・連携させることにより、 原子力の課題解決に資する基礎的・基盤的研究や、 産学が連携した人材育成の取り組みを推進していくことです。

このたび、令和3年度の研究課題の募集を始めましたのでお知らせします。

募集につきましては、以下のホームページに掲載しております。

https://www.kenkyu.jp/nuclear/application/index.html

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日本保全学会

関係各位

 

原子力損害賠償・廃炉等支援機構と日本原子力研究開発機構は、東京電力・福島第一原子力発電所(1F)の廃炉に携わる地元企業やメーカー等の技術者等(設計者、技術者、研究者)、大学等に所属する研究者の方々を対象に、「1F廃炉全般に関わる基礎知識の習得」、「1F廃炉に携わる技術者等が共通して有することが望ましい技術の習得」を目的とした「廃炉人材育成研修」を昨年度に引続き開催いたします。受講料は無料です。 皆様の参加をお待ちしております。

 

詳細につきましては、下記URLをご覧ください。

https://nutec.jaea.go.jp/training_decommissioning.html

詳細はこちら

東京電力ホールディングス(株)の福島第一原子力発電所の廃止措置は、長期にわたるプロジェクトであり、このようなプロジェクトを遂行していくには、今後の廃止措置を担う若い技術者や研究者の育成が必要かつ喫緊の課題となっています。
この課題に対し、学生のための「次世代イニシアティブ廃炉技術カンファレンス(Conference for R&D Initiative on Nuclear Decommissioning Technology by the Next Generation : NDEC)」を2016年から毎年開催してきております。
NDECは、人材育成を目的とした学生の研究成果発表の場であり、廃止措置に関係する若者が互いに成果を発表し、切磋琢磨することで研究に対するモチベーションを高める場となることを目指しております。
2020年3月に予定していたNDEC-5はCOVID-19の感染拡大防止の観点から残念ながら中止となってしまいましたが、第6回目となるNDEC-6は2021年3月3日にオンラインのWeb会議で開催いたします。
つきましては、学生(大学院生、学部生、高専生)の皆様からの研究発表を募集いたしますので、奮ってご応募ください。聴講のみの方も歓迎いたします。

詳細と参加申し込みは以下の原子力機構の開催案内のページをご覧ください。

https://clads.jaea.go.jp/jp/information/page/news_20201201.html

主催:次世代イニシアティブ廃炉技術カンファレンス(NDEC)実行委員会
共催:国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

詳細はこちら

開催趣旨:東日本大震災以降も、北海道胆振東部地震や台風に起因する停電が発生し、エネルギーインフラを自然災害から早期に復旧するレジリアンス対応や電力安定供給の必要性が増しております。また、わが国の原子力規制が、米国NRC の原子炉監督プロセス(ROP)を取り入れた運用が2020 年4月より開催されてり、リスク重要度分類、リスクインフォームド意思決定(RIDM)、リスクインホームドメンテナンス(RI-ISI)などを早急に整備する必要があります。さらに米国では80 年運転を許可された発電所が2つあります。菅首相の2050 までに実質的なCO2 排出削減ゼロの所信表明演説があり、これらを実現する取り組みも見据える状況下で、本年も原子力安全合同シンポジウムを開催致します。

主催:日本機械学会 動力エネルギーシステム部門 リスク低減のための安全規制の最適化研究会、震災・エネルギーインフラ臨時委員会
共催:日本保全学会規制関連検討会、協賛:原子力学会シニアネットワーク、EEE 会議

日時:2020年12月25日(金)(受付10:00-)10:30-16:30

場所:WebEXオンライン開催

参加申込:https://www.rop.tokyo/

プログラム (各講演の最後に5分の質疑討論をお願いします)
<震災・エネルギーインフラ臨時委員会> 司会 奈良林 直 【日本機械学会】
10:30-11:00 台風と集中豪雨による土砂災害や大規模停電のリスク増大 奈良林 直(東工大)
11:00-11:20 電力レジリエンス強化に向けた東京電力の取り組み 金子 洋平(東京電力HD)
11:20-11:40 災害時における停電の早期復旧に向けた取り組みと課題 朝比奈 孝幸(中部電力PG)
11:40-12:00 2020 年7月九州集中豪雨時のエネルギーインフラ対応(仮題)依頼中 (九州電力)
<昼食>
<我が国のROP 規制検査と事業者の取り組み> 司会 青木 孝行 【日本保全学会】
13:00-13:30 原子力規制検査の本格運用開始の取り組みと課題 古金谷 敏之(原子力規制庁)
13:30-14:00 安全性向上メカニズム検討の必要性について 青木 孝行 (東北大)
14:00-14:30 新検査制度での安全性向上に向けて 川村 慎一 (日立GE)
14:30-15:00 新検査制度によるROP と米国NRC・事業者の事例紹介 奈良林 直 (東工大)
<休憩>
<オンラインメンテナンスとリスク低減> 司会 岡本孝司 【日本機械学会】
15:00-15:40 SA 設備のオンラインメンテナンスとリスク低減 石橋 文彦(東芝ESS)
15:45-16:30 総合討論

詳細はこちら

日本学術会議主催「安全工学シンポジウム2021」は,安全工学に関する各分野における問題点提起,優れた研究成果の講演と技術交流により,安全工学および関連分野の発展に寄与することを目的とし,特別講演をはじめオーガナイズドセッション,パネルディスカッション,一般講演等の開催が予定されております。皆様の多数のご参加をお待ちしております。

安全工学シンポジウム2021

主 催    日本学術会議 総合工学委員会・機械工学委員会合同工学システムに関する安全・安心・リスク検討分科会

共 催     日本建築学会(幹事学会)他33学協会

会 期   2021年6月30日(水)、7月1日(木)~2日(金)

会 場     日本学術会議(東京都港区六本木7-22-34)

〔交通〕東京メトロ千代田線「乃木坂」駅5出口

※コロナウイルスの状況によってはオンライン開催となる可能性があります。

詳細はこちら

【事業の背景と目的】
本事業は、原子力発電プラントの自主的安全性向上を図る上で重要な『リスク情報を活用した意思決定』を保全活動において具体化していくこと、さらに、そのための不可欠なツールとなる『機器の材料劣化事象に対する確率論的な健全性評価手法』を整備していくための人材養成を図るものです。

確率論的な健全性評価手法を整備することによって機器の損傷確率が定量的に評価可能となることから、保全活動のリソースを合理的かつ効果的に投入することが可能となります 。さらに本事業の成果を発展させることにより 、次フェーズ では、 機器の材料劣化 ・ 損傷を確率的な指標 として取り 込むことによる 現行 P RA 手法の高度化 を目指すこと が可能となります。

このような観点から、材料技術の高い専門性を有しながらシステム全体の信頼性を俯瞰する素養を備えた技術者を養成することを目的としています。

【実施内容】
全体計画としての具体的な取り組みの内容は、座学研修(俯瞰的リスク評価に関する基礎知識の習得等)、実験を含む実習型研修( 環境助長割れ およびその評価に関する専門研修等)、総合演習(確率論的健全性評価の確立に向けた演習)の 3要素の組み合わせにより構成されます。

このプログラムを通して、 電気事業者およびメーカー等の人材 に対して、 材料劣化の高度な専門知識をリスク情報として活用することにより 設備保全・運用管理の高度化を図る 能力を一層向上させる機会を提供します。

令和2年度からの5年間の全体計画として予定 しています。

詳細はこちら

JASMiRT*では,SMiRT11(1991年開催)以来約30年ぶりに日本開催を予定しているSMiRT27(2023年開催予定)に向けて,福島第一原子力発電所事故の教訓である設計基準を超えた事象(BDBE)に対する構造力学分野の対策をテーマとして,2回の国際ワークショップと2回の国内ワークショップを既に開催しております.以降にご案内致します第3回国内ワークショップでは,設計基準を超える事象を含めた原子力発電設備のパフォーマンス向上へ貢献する新しい構造工学をテーマに開催すべく準備中で,関係者各位のご参加を賜りたく存じますので,何卒宜しくお願い申し上げます.
*JASMiRTは2016年6月に発足し,日本原子力学会との連携の下,SMiRT(原子力構造工学国際会議)の日本支部としての活動を行っています.

詳細はこちら

人間とコンピュータとの相互作用、ヒューマンマシンインタフェイス、先端計装制御システム及び人間・社会との共生型原子力システムに関する3つの国際会議シリーズSTSS,ISOFIC,ISSNPを日本で合同開催します。本国際会議は、本来2020年11月開催予定でしたが、3月来の新型コロナウイルスの世界的蔓延につき、1年先に開催することにしました。多数の論文投稿をお待ちしています。

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