設置の趣旨と目的

平成29年度のCMT分科会第6フェーズにおいて各社の非常用ディーゼル発電機構成機器や原子炉補機冷却水ポンプの保全方法を比較、評価し、保全周期など最適化に向けた検討を実施した。また、あわせて状態監視技術の高度化(劣化予測等)や限界データの採取による保全周期の技術的裏付けデータ拡充などを目的とした廃止措置プラントの有益な活用方法について検討を開始した。

こうした活動はこれまでのCMT分科会の検討範囲(主に回転機器を主とした早期常診断システムの構築のための学術的な技術開発等)を超えるものであることから、平成30年度よりCMT分科会から分離させて、新たな科会を設けることとした。

具体的には以下の検討を行う。

  1. 保全方式、周期見直しによる運転中プラントへのフィードバック効果を考慮した検討対象設備の選定拡大
  2. 検討対象設備に対する各社保全内容の比較・評価
  3. 廃止措置設備を活用した状態監視技術適用よるモニタリング
  4. 上記結果を踏まえた劣化予測の検討、および限界データの取得による寿命把握
  5. 状態監視技術の主要三診断(油、振動、サーモ)以外の状態監視技術の有効性検証

期間、体制等

  1. 期間:平成30年4月~平成34年3月(予定)(1フェーズを2年間とし、2フェーズを予定)
  2. 体制:学識者、電力会社、プラントの保守請負会社
  3. 主査:橋爪秀利 教授(東北大学)