第17回学術講演会の「提言」を公表します

2021年7月6日~8日にオンラインで開催された第17回学術講演会で
「安全規制」と「エネルギー問題」をテーマとした
セッションが3日間にわたって繰り広げられた
その成果が2つの「提言」としてまとめられた

すべてのステークホルダーが参画し、より良い安全規制を目指す

我国の原子力施設の安全性を向上させるための提言

今回のセッションを通じて、原子力安全に関わる人の重要性が改めて確認された。原子力安全を俯瞰的に見られる人材の育成、リスク/ハザードを感知できる人材の育成、新技術や新たなアイデア等を導入しやすい環境の整備、モチベーションを高く維持しパフォーマンスを発揮できる規制環境の整備などにより、原子力施設の安全性が大きく向上することが期待される。(3.まとめより)

第17回学術講演会 我国の原子力施設の安全性を向上させるための提言
 
 
原子力が実現するカーボンニュートラルと日本の未来
エネルギー問題」への提言

この「提言テーマ」セッションでは、エネルギー問題と原子力の役割を議論し、福島第一原子力発電所事故以降に安全性を大幅に向上させている原子力が、カーボンニュートラル実現の諸課題を解決し、同時に我が国の経済発展、雇用の確保、消費生活の安定に貢献する現実的で不可欠な手段であり、エネルギーベストミックスの重要な一翼を将来にわたって担う必要があることを明らかにした。(3.まとめより)

第17回学術講演会 「エネルギー問題」への提言