はじめに

⾼速炉は、軽⽔炉と⽐べ運転経験が少ないことから、軽⽔炉での保全活動を参考に、その根拠や背景を⼗分に把握した上で、プラントの特徴(冷却材にナトリウムを使⽤し、軽⽔炉と⽐べ⾼温低圧で運転すること等)に応じた保全⽅法を設定する必要がある。実証炉開発においては、設計段階から適切な保全⽅法を定め、設計に反映していくことがプラントの安全性、経済性を⾼める上で重要となる。本件は、保全の観点からの実証炉の設計⾼度化に向けて、軽⽔炉保全活動のこれまでの知⾒や現在の保全⽅法の設定根拠や背景情報、規制対応等の知⾒を調査、整理するものである。対象はPWR プラント及びBWR プラントとし、これらを保有する電⼒各社における取り組みの調査、違いの分析を⾏う。

実施内容

(1) 軽⽔炉保全活動の調査

  1. 保全内容の決定⽅法に関する調査
  2. 保全の実施に関する調査
  3. PWR、BWR の各プラント(各電⼒会社)における違いの分析

(2) 次年度以降の調査計画の提案

期間、体制等

  1. 期間:2024年度開始
  2. 体制:学識者、事業者
  3. 主査:出町和之 特任教授(東京大学)