原子力AI学シンポジウムのご案内
2025/08/21
原子力分野にAI技術を応用することで、核セキュリティのための物理的防護力の強化、運転・保守の合理化及び高度化による安全性と経済性の向上、過酷事故時におけるレジリエンス力の強化が期待できる。さらに、過去のデータベースなどを含め、熟練知の保存と活用にもAI応用技術は有望である。また、原子力システム全体を俯瞰的に捉えるとともに、最新のAI知見を併せ持つ人材の育成が進めることが重要である。
このため、国内原子力のAI化を推進するため、特に、原子力3S(Safety, Security, Safeguards) を構成する3種の分野:
(1)核セキュリティ・核物質防護システム、
(2)設備保全・マネジメントシステム、
(3)事故時安全対応支援システム
に着目して、原子力システムを俯瞰的に把握しながら最新の原子力AI技術を開発・実現する人材を、継続的に育成・輩出する事を目的として、社会連携講座を設置する。
具体的には、日立GEベルノバニュークリアエナジー株式会社と東京大学大学院工学系研究科の共同研究として、令和7年7月より3年間の計画で社会連携講座「原子力AI学」を設置した。
「原子力AI学」の目的、具体的な研究内容などについて、広くご意見を伺う事を目的としてセミナーを開催する。
| 開催日時 |
2025年10月6日(月) 13:30 〜 17:00 |
|---|---|
| 場 所 |
東京大学 山上会館 |
| 参加登録 |
無料。 できるだけ 下記google form で登録下さい。 https://forms.gle/YFKcMALbGyZAutkz9 |
| プログラム |
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| 問い合わせ先 |
東京大学原子力専攻 教授 岡本孝司 (okamoto*n.t.u-tokyo.ac.jp) *を@に変換してメール送信ください。 |
