第18回 保全セミナー

- 原子力発電所の更なる安全性向上及び検査制度の大改革に向けて -

第18回保全セミナー

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発行

2018.02.15

価格

10,286円(税込み)

東京電力福島第一原子力発電所事故から約7年が経過し、新規制基準を満たし運転を再開するプラントは、5プラントを数え、本年新たに4プラントが運転を再開する予定です。
 今後は、再稼動したプラントの検査にも規制当局の重心が移っていくものと考えますが、まだ多くのプラントの再稼動審査が残っている中、運転を再開したプラントも含めて、新しい知見の反映として規制当局によるガイドの見直しや事業者による更なる安全対策が行われている状況です。
 一方、IAEAのIRRS(Integrated Regulatory Review Service)の提言を踏まえて、現在、米国のROP(Reactor Oversight Process)をベースにした検査制度見直しの検討が進められ、具体的な内容について議論がされており、今後の試運用などを踏まえて決定していくことになりますが、全般としては、パフォーマンスベースの監査型の検査になると考えます。
 今回のセミナーでは、第1部で「原子力発電所の自主的安全性評価の取組み」について、安全性向上評価の内容や確率論的安全評価(PRA)及びリスク情報をどのように活用していくかなどについて講演いただく予定です。
また、第2部では、「最近の規制動向及び技術動向」として、火山の降下物対策や使用済燃料乾式貯蔵に係る規制基準への事業者の対応及びBWRで初めて、新規制基準の設置変更が許可された柏崎刈羽発電所6/7号の知見について講演いただく予定です。
最後に「新検査制度に対する保全活動状況と学協会の役割」として、最近の事例を用いたメーカ、事業者の対応状況や日本保全学会が果たすべき役割について、講演いただく予定です。
原子力発電所の安全・安定運転には、事業者の自主的かつ継続的な改善活動が不可欠であり、規制側は事業者の改善活動を更に促すように、活動全体を網羅的かつ重要度に応じた(パフォーマンスベース)検査を行うことが重要です。本セミナーが、そのような活動の一助になれば、これに勝る喜びはありません。
最後に、講演者を始め、本セミナーにご協力頂きました皆様ならびに関係機関に心より御礼を申し上げます。また、日本保全学会事務局の皆様には、企画段階から大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。

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