第14回 保全セミナー

- 福島復興と未来に向けた廃炉技術 -

第14回保全セミナー

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発行

2014.02.06

価格

10,000円(税込み)

福島第一原子力発電所の事故後から数えますと、今回で3回目の保全セミナーの開催となります。未だに故郷に戻ることができず、避難生活を強いられている方々に心よりお見舞いを申し上げると同時に、一日も早い帰還ができますように、全力で復興の支援を進めて参りたいと考えております。
 事故後の多くの検証の結果、事故原因は津波による全電源喪失であるとの報告が原子力規制委員会からIAEAに提出される見通しであり、対策が進められている原子力発電所の新基準適合の申請が全国16基に対して事業者から提出されております。国の安全基準を満たすというのは最低限の条件であり、より安全性の高い原子力発電所の実現を目標にすることは、原子力発電に係るすべての技術者の決意であると思います。
 このような中、特に、避難生活者の帰還に向けた除染戦略と生活基盤の構築、着実な廃炉計画の策定、日本再生を早期に実現するための原子力発電所の再稼働に向けた議論を進め、未来に向けたそれぞれの取組みについて関係者とともに考える機会として、本セミナーを企画致しました。
 第一部では、福島の除染活動の現状とチェルノブイリ事故後の街全体の復興の視察に関するご講演をお願いしてございます。また、第2部では、事故後の福島第一原子力発電所の廃炉と使命を終えた発電所の廃炉に向けた取り組みの状況と今後の課題等につてご講演いただきます。さらに、第3部では、新しい安全性審査に関して、原子力規制委員会で議論されている断層の活動性の問題について専門外の技術者にもわかりやすくご講演いただくと同時に、新規制基準で要求されている技術的視点についてご講演いただきます。
 原子力発電所の保全に係る技術者として、未解決の技術的課題に挑戦して行くことは当然のことですが、従来は他の専門家に任せておいた事案についても積極的に耳を傾け、自ら議論に加わるつもりで、安全性向上に向けた活動を進めて行くための一助となれば幸いです。
 最後に、講演者および座長の方々をはじめとして本セミナーにご協力頂きました皆様ならびに関係機関に心より御礼申し上げます。又,日本保全学会事務局の皆様には本セミナーの企画段階から大変お世話になりました。記して感謝の意を表します。

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