第19回学術講演会要旨集

第19回学術講演会要旨集第19回学術講演会要旨集

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発行

2023.08.27

価格

7,700円(税込み)

日本保全学会第19 回学術講演会の開催にあたって

世界的な新型コロナCovid-19 の流行も漸く終息に向かい、対面とオンラインのハイブリッドではあるものの、昨年に引き続き学術講演会を開催できる運びとなりました。開催にあたりご助力をいただきました関係各位に心より感謝を申し上げます。
第19 回のテーマは「エネルギーセキュリティと原子力の役割」です。皆様のご参加と活発なご議論を期待します。
過日、今後の原子力政策の大転換である束ね法案「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法案」が国会にて可決され、原子力基本法では原子力発電所の活用が「国の責務」と明記され、また「原則40 年、最長60 年」の現行ルールの大枠は維持するものの、規制委の安全審査や裁判所の仮処分命令などで停止した期間はカウントせず、実質的に上限を超えて運転できるようになりました。
この機会を着実に生かすために我々に求められることは、事故やトラブルを起こさず、国民の信頼を取り戻すことです。その達成のために原子力保全に係る者が出来る貢献は決して少なくはありません。
その一助となるため、そして会員の皆様の成果がさらなる発展へと繋げるため、会員の皆様が保全に関する最新情報や課題を共有、議論する場としてこの学術講演会を活用していただければ誠に幸甚です。

2023 年8 月27 日

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