第1回学術講演会要旨集

第1回学術講演会要旨集

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発行

2004.07.09

価格

5,238円(税込み)

第1回学術講演会の開催にあたって

21世紀社会の課題である地球環境、エネルギー安全保障と持続的な経済発展を同時に解決するためには、従来の科学技術の枠組みを超えた俯瞰的な取り組みが必要です。また、安全で安心な社会のあり方をめぐる最近の情勢変化は、一過性のものではなく、構造的・不可逆的であると考えられています。

このような状況においては、人類が創り出した人工物とそのシステムをライフサイクルの観点から考察してゆく必要があります。特に、長い期間にわたってその機能を果たすことが求められる人工物の保全を、学術的観点から体系的に捉え、これを基盤として、合理性を持って効果的かつ効率的な保全を実施してゆくことが期待されるようになってきました。さらに、現代社会のインフラとなっている人工物の保全を支えてゆくためには、社会制度の構築や人間・組織の課題を総合的に検討することが重要です。

これらの幅広い課題を議論し、中立・公正な立場から社会へ貢献する場として、平成15年10月に日本保全学会が設立されました。保全を学術として体系的に構築する試みはまだ始まったばかりですが、今回の第1回学術講演会において、新鮮で活発な議論が繰り広げられ、本学会の基盤がより一層強化されることを期待いたします。

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