第14回学術講演会要旨集

第14回学術講演会要旨集

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発行

2017.08.02

価格

7,714円(税込み)

日本保全学会第14回学術講演会の開催にあたって

現在、我が国における原子力発電所は、九州電力川内原発1・2号機、関西電力の高浜原発3・4号機、四国電力伊方3号機が再稼働を果たし、関西電力の高浜1・2号機、大飯3・4号機、美浜3号機、九州電力玄海3・4号機も新規制基準への適合性審査に合格しました。まだ審査中もしくは未申請の炉は19機にも及びますが、徐々にではあるもののいずれは再稼働に至るものと期待します。
再稼働を果たした原子力発電所に求められるのは、事故やトラブルを起こさないこと、安全で安定した運転を継続させることでしょう。そのために保全の果たすべき役割は決して小さくはありません。
福島第一発電所事故が発生する前の原子力は、合理的で最適な保全方法を確立するための活発な議論と技術開発に取り組んでいました。事故後は休止を余儀なくされていましたが、再稼働に至った今こそ、再びこの取り組みを立ち上げる必要があると考えます。
事故後の6年間では、ロボットやICT(Information and Communication Technology)など、保全に適用可能で革新的進歩を遂げた技術分野が幾つもあります。合理的で最適な保全方法を目指すという原点をみつめながら、これら革新技術も取り入れることにより、保全はこれまでにない高みに上ることができるのではないでしょうか。
第14回学術講演会が、会員同士の情報交換・議論・成果の共有を行う場となり、そのための貢献への一助となることを期待してやみません。

2017年8月2日

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