終了 第9回保全セミナー

テーマ状態監視技術~保全への活用(海外・他産業事例を交えて)~
趣旨これまでに蓄積された各種機器の状態監視データや知見を活用すれば、機器の点検周期延長に対する技術的根拠を準備できるだけでなく、機器の異常徴候が検知された場合、原子力発電所の安全性が十分に確保されていることの技術的根拠と確信を持ちながら当該機器の是正措置を加えるタイミングを検討することができるなど、現状の保全を格段に高度化、適正化できる可能性が秘められている。新検査制度が施行された現在、保全活動を正当化する技術的根拠が強く求められるようになっている。
今回のセミナーでは、上記を踏まえ、高度な状態監視技術を保全分野で活用することで期待される効果や問題点について幅広く議論し、有用な情報を提供します。
主催日本保全学会
会期 2010/03/30
会場
東京大学浅野キャンパス 武田先端知ビル 武田ホール
〒113-0032 東京都文京区弥生2丁目11−16
共催
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9:50-10:00開会挨拶
第一部我国における状態監視技術の現状座長:望月 正人(大阪大学)
10:00-10:30電流徴候解析MCSAによる電動機駆動系の最新診断技術の紹介豊田 利夫(九工大)
10:30-11:00製鉄所における状態監視技術の現状と展望四阿 佳昭(新日鐡)
11:00-11:30AE法による転がり軸受診断技術迫 孝司(旭化成エンジ)
11:30-12:00石炭火力発電所でのPdM適用事例沼尻 光一郎(J-Power)
12:00-12:30浜岡原子力発電所における状態監視技術の適用竹下 明(中部電力)
12:30-13:30昼休み(60分)
特別講演中国の原子力発電事情座長:宮 健三(保全学会)
13:30-14:10中国における原子力発電所の保全の現状と将来陸 道綱(中国 華北電力大)
第二部海外における状態監視技術座長:山口 篤憲(発電技検)
※第二部につきましては同時通訳がつきます
14:10-14:50効果的な予知保全による日本の原子力プラントの改善Ted Royal(米国PdM専門家)
14:50-15:30ウェスティングハウスの状態監視技術SteveToney(WEC)
15:30-15:40休憩(10分)
15:40-16:20予知保全分野における革新的な弁保全技術Frank Kostroun(独AREVA)
16:20-17:00米国原子力プラントにおけるCBMの適用Douglas Chapin(MPR社)
17:00-17:40ディアブロ・キャニオン発電所における状態監視プログラムHoward Arnold(Diablo Canyon発電所)
18:00懇親会