終了 第10回保全セミナー

テーマ保全関連規格の制定状況と今後の課題
趣旨平成14年に国の委員会で検討が開始された「原子力発電施設の技術基準の性能規定化と民間規格の活用」は、検討の結果に基づき実行に移され、すでに8年が経過しました。この間、国の技術基準は性能規定化され、日本原子力学会や日本機械学会、日本電気協会が制定した学協会規格は、順次、国による技術評価を受け、規制当局の審査基準として採用されています。
今回のセミナーでは、これまでに制定された保全関連規格の概要、ポイントなどを紹介するとともに、現時点において当初考えていた成果は得られているか、今後の課題は何か、等について幅広く議論し、保全関連規格に関する有用な情報を提供します。
主催日本保全学会
会期 2010/09/27
時間9:30 - 17:30
会場
東京大学浅野キャンパス 武田先端知ビル 武田ホール
〒113-0032 東京都文京区弥生2丁目11−16
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9:30-09:40ごあいさつ関村 直人(東京大学)
第一部  我国の規制基準体系の運用状況と課題  座長:望月 正人(大阪大学)
09:40-10:25新検査制度・高経年化対策と規格について石垣 宏毅(NISA)
10:30-11:15学協会規格策定活動の活性化に向けた取り組み状況と課題伊藤 裕之(原技協)
第二部  学協会の保全関連規格制定状況と課題  座長:高橋 浩之(東京大学)
11:20-12:05保守管理規程等の保全関連規格の体系的整理と課題宮野 廣(法政大学)
12:05-13:05昼休み(60分)
13:05-13:50保全活動における高経年化対策実施基準の役割と課題文能 一成(NEL)
13:55-14:40保全活動における維持規格等の役割と課題小山 幸司(MHI)
14:40-15:00休憩(20分)
第三部  国際比較による我国の規制基準の状況  座長:森下 正樹(JAEA)
15:00-15:45原子力発電所における保全関連の民間規格の日米比較伊藤 邦雄(JANUS)
15:50-16:35国際的視点からみた保全規制・基準の在り方(OECD/NEA SCAP,IAEA IGALLを例として)菅野 眞紀(JNES)
特別講演                     座長:渡辺 豊(東北大学)
16:40-17:30将来展望に立った保全の在り方関村 直人(東京大学)