保全学 Vol. 20 No. 4

保全学 Vol.20 No.4

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発行

2022.01.10

価格

2,750円(税込み)

巻頭言:魚住弘人「正論とTrust, but verify」

【特集】美浜3号機 再稼働までの道のり
「第1回 ハード面の対応」
 高畠 勇人

約10年ぶりに本格運転を再開した美浜発電所3号機。それは同時に、新規制基準下で国内初の40年超運転となった。
本特集は、再稼働に至るまでの安全審査への対応、数多くの大規模な安全対策工事、使用前検査、訓練等にとどまらず、地元をはじめとする地域の理解活動まで、さまざまな取り組みをたどって運転再開を果たした記憶と記録を残すものであり、10年もの長きにわたる取組みを連載として3回に分けて特集する。
第1回である今回は、安全対策工事、長期停止中の設備維持管理、40年超運転に向けた取組みといった「ハード面」を紹介する。
続く第2回は安全対策工事および再稼働管理体制、再稼働に向けた訓練、新規制基準に基づき新規策定や変更が必要となる社内標準等の本格運用に向けた取組み、再稼働工程の各ステップでの点検、プラント運営監視体制の強化といった「ソフト面」、第3回は地元理解活動、再稼働で得た知見および課題、新型コロナウイルス感染予防・拡大防止への対応について紹介する予定である。

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