日本保全学会
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講習会「事故原因調査への破損解析技術の応用」のご報告

日時 平成22年10月8日(金)14時30分~17時20分
講師 野口 徹 先生 (室蘭工業大学理事・副学長, 北海道大学名誉教授)
会場 TKP札幌ビジネスセンター 8E会議室 札幌市中央区北3条西3丁目1-44
ヒューリック札幌ビル(8F)(会場地図参照
参加者 24名

<開催状況>
冒頭の、破損解析法の概略、破壊形式の分類・破面の特徴などの講義に引き続き、破面サンプルを用いての観察実習を行っていただきました。実際の事故事例を引用しての講義は具体的であり説得力がありました。また、参加者のそれぞれが破面サンプルを手に取って破損解析の実習を行い、破面だけではなく破壊した部品の変形状況等、多くの情報から破壊の形式や伝播状況を特定するプロセスを学習することができ、大変有意義なものでした。参加者の大部分は機械設備の保全に係る実務者でしたが、受講者アンケートでは、今回の講習会は参考になったとの意見が数多く寄せられました。

講義の様子
講義の様子
実習の様子
実習の様子

<参考:アンケート回答より抜粋>
・ 実機の破面サンプルを確認しながら、理論的なことも説明いただき、非常にわかりやすかった。参考になった。
・ 講義、実習ともに大変わかりやすかった。全体の時間をもう少し長くとっていただけると更によかった。
・ 破面の見方のポイントを丁寧に解説いただき参考になった。

(ご報告:北海道電力(株) 沼田様)