日本保全学会
東北・北海道支部 事務局
〒980-8579
仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01-2
東北大学
大学院工学研究科
量子エネルギー工学専攻内
TEL/FAX : 022-211-9889
north.com@jsm.or.jp

日本保全学会 東北・北海道支部 第6回総会開催のお知らせ

日本保全学会 東北・北海道支部第6回総会および特別講演会を,下記 の通り開催致しますので御案内申し上げます。

日時: 平成26年5月16日(金)
   (1)総会 14:30~15:20
   (2)若手による発表 15:30~16:10
   (3)特別講演会 16:15~17:20
   (4)懇親会:17:30~19:00
会場: 東北大学流体科学研究所 2号館5階 大講義室・西(総会,特別講演会)
    東北大学 片平キャンパス レストラン萩 (懇親会)

●総会議案:
   第1号議案:平成25年度 事業報告
   第2号議案:平成25年度 決算報告
   第3号議案:平成25年度監査報告
   第4号議案:平成26年度事業計画案
   第5号議案:平成26年度予算案
   第6号議案:東北・北海道支部の平成26年度役員について

●若手による発表:

1)【女川のタービン復旧工事について】
  東北電力株式会社 女川原子力発電所 保全部タービンG 齊藤 靖広氏
  講演の概要:
  2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震により,女川原子力発
  電所の全号機の原子炉,主タービンが自動停止し,その後の点検によっ
  て2,3号機主タービンにおいては,動翼および中間軸受台などに損傷
  が認められるという甚大な被害が発生しました。本講演では,この地
  震による2,3号機主タービン損傷状況と,その損傷状況に応じた復旧
  工事の取り組みについてご紹介します。

2)【特別報告会 若手会の活動報告】
  東北大学大学院工学研究科 遊佐 訓孝准教授

●特別講演会:

1)【最新鋭加圧水型軽水炉AP1000の海外建設状況について】(仮)
  株式会社 東芝 執行役上席常務・電力システム社副社長 志賀 重範氏

  講演の概要:
  東芝グループのウェスチングハウス社が加圧水型軽水炉(PWR)の建
  設と運転における豊富な経験を踏まえて,国際協力の基に改良した出
  力115万KW級の最新鋭原子力発電所「AP1000」の海外での建設状況
  などをご紹介します。

2)【ドイツのエネルギー転換策 Energiewende -ポピュリズム政策が経済    と技術開発におとす影】
  東北大学客員教授, ザールランド大学教授,
  元・Fraunhofer 非破壊検査研究所 (IZFP) 副所長 Gerd Dobmann博士

  講演の概要:
  2000年6月,社会民主党,緑の党連立政権下のドイツでは,シュレーダ
  ー首相により,新規原子力発電所建設の停止と,プラント運転期間を32
  年に制限する事が電力業界との間で合意されました。その後,キリスト
  教民主同盟に政権が交代し,様々な政策が変更され,上記のプラント寿
  命32年についてもプラントの世代によって8年から14年延長されました。
  そして,2011年3月,福島事故の後,現メルケル政権は,8基の経年化
  プラントの一時停止を,更に,6月には8基の即時停止と,残りの9基を
  2022年までに全て停止することを決定しました。本講演では,これらの
  政治的決断後のドイツの現状を,特に政府援助の下に多大な開発が行わ
  れている,風力発電や太陽光発電に焦点を当てご紹介します。

●懇親会
  会場: 東北大学 片平キャンパス レストラン萩
  会費: 5,000円(学生1000円)

お問い合わせ先:
仙台市青葉区片平2-1-1
東北大学 流体科学研究所 高木研究室内
日本保全学会 東北・北海道支部 事務局 志村宛
TEL&FAX 022-211-9889
north.com@jsm.or.jp